トランジション藤野ツアー

Pocket

エコメッセ府中の3周年記念ツアー
で、藤野町を訪ねました。
新宿からJR中央線で約1時間。高尾山を超えると緑豊かな藤野町に到着です。

駅からの遠景には有名なオブジェ「緑のラブレター」が。

 


当日は「藤野ふる里まつり」が開催され、60以上の団体が出店する大バザールをはじめ、賑やかなステージ部門やこどもの広場・各種体験など 盛りだくさんのイベントの中で「トランジション藤野」のテントを発見!
さっそくお話を伺います。

地域資源や伝統文化を見直しながら、持続可能な生き方を町全体で実践している市民活動<トランジション藤野>の説明に、みんな興味津々です。


綿花から木綿糸を作る作業は職人技!
右側の「綿繰り機」で綿花から固い種を取り除く作業は子どもの仕事だったそうです。


お百姓くらぶでは、粟(あわ)や稗(ひえ)を食用に栽培しています。
棒でたたいて手作業で脱穀するそうです。


「通帳型」の地域通貨「萬」。
今では170世帯、250人が登録しています。

そして、お待ちかねの「藤野電力」の紹介です。


電力会社に頼ることなく自分で電気が作り出せる「ミニ太陽光発電システム」の組み立てワークショップの説明を聞きました。

我が家で電気を「作り」「貯めて」「使う」ことで発電の楽しさや電気の不思議を
体験し、電気を使う意識も変わったそうです。
直射日光が重要なソーラーパネルですが、真夏のカンカン照りの日には発電量がやや落ちるので水で冷やしてみたり、冬は日影ができないように傾けてみたり、発電効率を上げる工夫がうまく行って、発電量が増えると喜びもひとしおだとか。

府中でもぜひワークショップを開きたいね、とスタッフ一同やる気満々になって帰路につきました。


「藤野電気」をはじめ「トランジション藤野」のスタッフの皆様、そして天候不順のなか参加してくださった皆様、ありがとうございました。
府中でも「持続可能な生き方」を少しずつでも実践していきましょう。